2024/02/14 13:06



人と人、地域と地域でつながりたい。

そんな思いから立ち上がった株式会社TECTEC主催のプロジェクト「つながるマルシェ」の記念すべき第1回イベントが2月3日(土曜日)、大阪・天王寺の「CAFE&BAR OMNIBUS」にて開催されました!

今回のテーマは「石川・能登を応援しよう」。

実は昨年末あたりから、人と人、地域と地域を繋げるマルシェを春頃開始目処で企画しはじめていたのですが、この1月に起きた石川・能登地震をうけ、急遽第一回目のテーマは「石川」に。いま被災地に必要な寄付金も集めるため、できるだけ直近で開催しようと、企画決定から開催日まで、1ヶ月を切った段階でスタートした超特急プロジェクトだったのです。

超特急で準備したからといって、「地域のうまい!」を伝えることに手は抜いてませんよ!



クリエイターが能登半島をイメージして描きおろしたオリジナルキャラクター(名前はまだない…)や、



クリエイター五七五」の石川編が店舗のいたるところに貼られ、まさに石川づくしの会場。





店頭では、マルシェ開始早々から石川より届いた品々がどんどん売れていきます。



実はこれら石川県産の商品、マルシェスタッフ(写真左)のおばあさま(石川県七尾市在住)から直々に届けられたものたち。
おばあさまが所属する「生き活き工房ねねの会」で作った商品を販売していた道の駅も、地震の被害を受け販売ができなくなっていたため、一部商品を大阪にて販売させていただくことになったのです。



立派で大きな梅干しは、昔ながらの製法で塩味と酸味のバランス抜群でした!




お茶の中でも一番人気だったのが、このどくだみ茶。「どくだみ茶って苦いんじゃ・・?」という思い込みを一変させてくれたその味わいは、ジャスミン茶を思わせる爽やかさ。
特にこの日は寒さもあり、淹れたての温かいどくだみ茶を飲みながら、皆さんほっとした表情になっていました。




こちらは「CAFE&BAR OMNIBUS」が金沢カレーをヒントに考えたオリジナルメニュー「金沢カレーサンド」。
特徴的な黒いカレールーとボリューミーなカツ、たっぷりの千切りキャベツという、金沢カレー定番の具材をバゲットにぎゅーっと挟み込みました。
こちらも大人から子どもまで大好評。
いつか石川を訪れる時には本場の金沢カレーも食べてみたいですね!





「何が出るかはお楽しみに!」のクリエイターガチャは、株式会社キッズプロジェクトがプロデュース。先ほど紹介した能登半島キャラが描かれた缶バッジやアクリルキーホルダーがカプセルに入って出てきます!(全種類制覇したい…)



さらに石川・輪島塗をモチーフにしたポストカードもラインナップ。
おばあちゃんの手作り品もサンドイッチも、クリエイターガチャもポストカードも、
どの品も売れたら売れただけ寄付金が増えるとあって、スタッフの接客にも力が入りました…!




でもせっかくのつながるマルシェです、楽しむことも忘れずに!
というわけで、スタッフみんなで息抜きがてら石川県のポーズ(伝わるかなあ・・)

ちなみに今回のマルシェ、石川関連以外のアイテムも登場。つながるマルシェの主旨そのものにご賛同くださった方々・企業様からの出品です。




調理スタッフが着ているTシャツもそのひとつ。鮪を愛してやまない仲買人が作ったという、鮪グッズです。「つながるマルシェ」の一環としてご参加してくださいました。



こちらは、歴史探索マップ「真田画報」に描かれたアートをポストカードセットに仕上げたもの。

マルシェが開催された大阪・天王寺は真田幸村ゆかりの地ということで、TECTECメンバーでもある株式会社 一心社と、株式会社オオウエ様という、天王寺の地に根差した2社のコラボにより制作されました。和紙の手触りといい、絵の深みといい…。渋いですね…!

こうしてイベントは11時開始から終始賑わいを見せ…




17時の終了まで実にたくさんの方々にお越しいただき、大賑わいのマルシェとなりました!わざわざ足を運んでくださった皆様、通りすがりに足を止めてくださった皆様、全ての皆様に心より感謝いたします!



※写真は、石川県から届いたおばあちゃんの商品が完売したことを喜ぶマルシェスタッフと、彼が所属するZ世代中心に構成されたクリエイティブ集団・株式会社トライブ(https://www.trybe.co.jp/)のメンバー。今回彼らは販売応援のボランティアとして参加してくれたり、支援のためにマルシェ会場まで足を運んでくれたりと、若い力を発揮して大活躍でした!
みんないい顔です・・!



今回の売上金の一部、そしてマルシェ会場に設置した募金箱に集められた寄付金は、
令和6年能登半島地震に見舞われた方々への支援金として、
能登島地域づくり協議会に寄付させていただきました。



※「生き生きねねの会」様には、別途商品の売上金を送金。

石川の皆さんが笑顔で過ごせるように、一日も早い復興を心よりお祈りいたします。



今回のイベントで販売した商品・グッズのうち一部は「ファームデジ」でも取り扱う予定ですので、ぜひお楽しみにお待ちください。

ファームデジ公式ブログでは3回にわたって石川の食文化を特集しておりますので、こちらもあわせてご覧ください。




マルシェで展示していた「クリエイター五七五」作品もブログ記事で公開されています。